ゴミ集積所の実態2

 

 前ページで一般的状況をしましましたが、その後見て回った状況を2ページめとして示します。

 住民は、どこでも悪戦苦闘しています。

 

集合住宅であっても、住民が金銭的負担を強いられている例

 市役所は、集合住宅(アパート、「マンション」など)や、一体的に開発した戸建住宅については、開発業者・建設社・大家などに集積所を設置するよう、指導しています。

 当然、集積所の区画を設けるだけではカラス・猫によるゴミあさり・散乱を防げないので、容器を設置しています。

 場所だけ空けた、という例は皆無だと考えていました。ところが!

 

 そうでない例がありました。それも、他ならぬ市営住宅を含む薬師台アパートで、場所だけ設けて、あとは住民任せにしているのです。

 

 薬師台の市営住宅7棟、県営住宅6棟、合計13棟に、ゴミ集積場が3箇所ありますが、そこは写真のとおり、ステンレス容器、鉄製クマのオリ、鉄製物置が設置してあります。

 

 容器の設置にあたっては、住民自治会の役員が、市役所に照会したところ、市では市予算による設置、補助金支給はいっさいしないので、住民でおこなうように、とのお達しがあったとのころです。

 やむをえず、住民がお金を出し合って設置しました。

 

 集合住宅や、一体的開発の戸建住宅であれば、現住世帯は追加負担はないとばかり思っていましたが、そうではないのです。

劣化・当て逃げ・その他による追加支出と手間

 開発から20年、30年たてば当然、設備の劣化もはじまるわけで、その際には、住民によるあらたな支出が必要になるわけです。

 

 これは薬師台の集合住宅ですが、ステンレス容器の蓋が壊れてしまったのですが、貸主による補修が行われず、網をかぶせています。これが「補修」なのかもしれませんが。

 ステンラス容器は、考えているよりたいへん高価なのですが、いずれも蓋が弱点で、まずここから劣化・故障・破損がはじまります。

 

 これは、集合住宅ではなく、薬師台にある一般の集積所です。

 じつはこれは、自動車が衝突して壊れてしまったとのことで(当て逃げ)、あらためて市役所に対応を求めたところ、やはり「住民の負担で」との回答で、住民が金銭的負担のうえ、ホームセンターに発注して設置したとのことです。(その後、蓋がご覧の状況)

 ステンレス容器は、完全ではありません。従来タイプでは、カラスがこの丸穴からつつくので、内側にさらにネットを張らなければならなくなります。

 最近は穴がごく小さいものが改良型として登場しています。

 

 

 道理で7丁目のクマの檻は、下半分に、鉄板を取り付けてあります。金網だと、カラスに突かれるので、あとからねじ止めしたのです。業者によるもので、追加支出を強いられたわけです。 

 

 ただし、下半分だけですから、4丁目のように75袋もはいるのでは、上半分もカバーが必要になります。そうなると裏側、さらに上面もです。