1943(昭和18)年夏、祖母(33歳)と母(10歳)は、陸軍病院に入院している祖父(36歳)に面会するため、宇都宮駅に降り立ちました。当時はバスの便などはなく、徒歩で4.5km離れた病院に向かい、マラリアに罹患してニューギニアから送還された祖父に再会しました。笠間駅で見送ってから2年後のことでした。
軍都宇都宮1943
銃後奉公笠間1943