三坂における堤防決壊

 

「三坂町」について、国土交通省は「越水による破堤」だと最初から決めていました。水害は、豪雨による水位上昇が原因の「自然災害」だと言いたかったのです。しかし、その目論見は東京大学・芳村圭准教授の浸透痕跡発見で挫折しました。国土交通省が「調査委員会」に提出した資料をよく読めば、越水と浸透が決壊の共働原因(複合的原因)であったことを認めているのです。

 

 

 鬼怒川水害最大の氾濫地点は常総市中部の比較的標高の高い自然堤防地帯である三坂でした。165mにわたって堤防が完全に崩壊したのですが、そのメカニズムはまったく解明されていません。氾濫地点の巨大な穴(押堀)のうえに急造された復旧堤防はすでに沈下変形し始めています。

 

鬼怒川水害まさかの三坂 5

鬼怒川水害まさかの三坂 6 (作成中)